ソファの選び方

ソファの選び方の基礎は、まずソファの種類を知ることからはじめましょう。
選択枝や知識が少ないと結局無難なものしか選べません。
ソファの種類とその特徴を生活スタイルに照らし合わせてみてください。

・アームレスソファ … アームが無いタイプのソファ。寝転がりやすい。
・アームソファ … アーム付きのソファ。木製のものは寝転がりにくい。
・カウチソファ … デイベッドと呼ぶことも。身体を横にできるソファのこと。片側だけアームが付いている場合が多い。
・システムソファ … ギミックを搭載しており使用状況によってその形状を変更できる。
・コーナーソファ … L字型のソファ。
・フロアソファ … 足が無く、高さも低いソファ。ローソファとも呼ぶ。

サイズの選び方

次はサイズの選び方を覚えておきましょう。
例えば2人掛け、3人掛けというサイズがありますが、これは座る人数で選ばなくてもいいと思います。
ソファで余裕を持ってごろ寝したいなら3人掛けソファ、そんなに横にならないなら2人掛け、といったような選び方が分かりやすいです。
もちろん、部屋のレイアウトの邪魔にならないということが大前提にありますが。

次に奥行きのサイズにも注目してみましょう。
この奥行きのサイズが大きいほど深く腰を掛けらたり、ごろ寝の時に左右のスペースに余裕を持つことができます。
アーム付きのソファでもカウチソファでも奥行きサイズと自分の体格を比べる考え方を持つといいでしょう。

最後はソファの高さです。
ソファの高さが高いほど基本的にはハイバックになっていて、首のホールド感が強くなっていきます。
ソファに座ってテレビをよく見たり、読書をしたりする場合は、ハイバックのソファが効果的です。

基本的にソファに触れているときの人間の姿勢は、「座る」か「寝る」です。
自分の生活を見直してみて、どちらの姿勢が多いかを把握し上記の縦横奥のソファサイズを考えてみると良いと思います。

素材から選ぶ

ソファのように身体を預ける家具は長時間触れることになるので、その質感や素材感は満足度に直結します。
また人の身体が多く触れると言うことは、それだけ汚れたり痛んだりと、ダメージが多くなりますので手触りだけでなく、ソファのケアも考えて素材を選ぶといいでしょう。
それでは如何に代表的なソファの素材と特徴をご紹介します。

ファブリック … 一般的に肌触りの良いものが多く通年を通して使える。
天然レザー … 素材としては最も高級だがメンテナンスが必要。
合成レザー … ビニールレザー。安価なものが多い。

脚の長さを考えた選び方

ソファは低い家具ですが、その見栄えで大きな要素を占めるのが「脚の長さ」です。
長いほどに軽快なイメージになり、圧迫感も少ないですが安定感というか安心感が少し弱め。
逆に脚の短い、もしくは脚の無いソファはどっしりとした安定感がありますが、存在感もより増します。
脚の長いソファは前にテーブルなどを置かない方がすっきりとキレイに見えたりします。
脚の短いソファは目の前にテーブルを置くと少し印象が和らぎます。
こんな考え方もソファ選びに役立ててみると良いと思います。

サイドテーブルとあわせた選び方

ソファをレイアウトするとき大抵は前にリビングテーブルを配置すると思いますがここにドリンクなどを置くと、飲みたい度に身体を起こしたり姿勢を変更しなくてはなりません。
そういった動作にどこかストレスを感じている方は、ソファの横にサイドテーブルを置くと良いと思います。
ソファに食い込んで置き場所を提供してくれる「コの字型」のサイドテーブルは高ささえ合えばどんなソファでも重宝しますが、特にアームレスソファと相性が良いです。
ソファサイドのテーブルは座ったときの肘の高さを超えない程度のものがストレスが少なく快適です。

コーディネートを考えた選び方

インテリアテイストは個人の好みですので、一般的な選び方に関係しませんがどんなテイストのインテリアでも、その統一感を演出するのがスタイリッシュな部屋作りのポイントです。
そして統一感を演出しやすいポイントは家具の脚です。
大体、メタルか木製だと思いますが、例えばテーブルの脚が木製なのにソファの脚がメタルだったりする場合、少し違和感が発生します。
両者ともメタルならメタル、木製なら木製と揃えることで部屋の下に合って似たような形のものが統一されてすっきり見せることが出来ます。
そうして土台を合わせておけば、その上のカラーなども変化をつけて楽しみやすいので「家具の脚を揃える」というポイントをしっかりと意識してみてください。

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