アルヴァ・アアルトの家


建築家アルバァ・アアルトの自邸。
シンプルさの中に機能性が垣間見られ、そのテクニックはぜひ参考にしたいところ。

 アルヴァ・アアルトのオフィス

それではリビングから見ていきましょう。

アルヴァ・アアルトの家の写真


こちらはリビングルームです。
木目のきれいな北欧インテリアでまとめられています。
北欧スタイルの一つのポイントは、「木の雰囲気を合わせること」だと思います。
木のカラーも色々ありますので、近い家具の木のカラーはそろえた方が良いでしょう。


まっすぐ行くとダイニングルームですね。
動線方向にアートワークがあり、目標があるので動きやすいと思います。


ダイニングは余計な色が使われてないように思いますが、きっと料理を並べたとき空間に映えるように、考えられてシンプルに抑えてるのでしょう。
ライトの赤にも料理を引き立てる力があると思います。


左の写真の左側にあるシェルフ。
建具と同じ雰囲気の木のカラーです。
ホワイトの面は清潔感がありますね。


こちらはワークスペースですね。
自宅での作業というのはなかなか息がつまるものなので、こういった解放的なイメージは参考になります。
壁に机を向けるより窓に向けた方が、余計な気が散って集中できると思います。
夜は外から見てもライトがぼわっと光って絵になりそうですね。


こちらはベッドルーム。
窓の前に鏡とライトでシンプルなドレッサーがありますね。
リビング以外の窓はカーテンのようです。
やはり木の雰囲気を合わせると、空間が落ち着いて、大人らしいかわいさも感じられるようになると思います。


再びリビングルームから。
アートワークは「座ったときの視線」の高さにまとめられおり、ソファーからの居心地の良さを大切にしているのでしょうね。
少し天井との隙間があるように感じますが、天井とインテリアの間にスペースを設けることによって、ソファーに座っているときに錯覚がおき部屋を広く感じることが出来ます。


コーナースペースです。
座ると人を近くに感じることができるような、そんな期待が持てます。
夜が長くライティングで空間を照らすため、近くにいても余計な違和感を感じなくて済むのでしょうかね。
インテリア次第でコミュニケーションも左右されるので、自然と集まれる、近寄れる、そんな試みは暖かいと思います。

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